メーカー

NSK、2倍長寿のリニアガイド

 機械部品大手の日本精工(NSK)は、従来の2倍も長寿命化したリニアガイド(直動部品)を開発し、4月に販売を始める。生産性の向上を目的とした工場の24時間操業により、リニアガイドの耐久性向上が求められていた。

 リニアガイドは、レールとスライダーの間に転動体を置くことで、スライダーが走る機械部品。半導体製造装置や工作機械に広く使われているが、最近はコンピューター断層撮影装置(CT)などの医療機器やホームドアにも使われている。

 新しいリニアガイドは独自の熱処理技術により、レールに使われる金属の粘土をあげた。これにより、長期間の転動体走行によるレールの剥(はく)離(り)や亀裂を起きにくくした。レールの幅が15~65ミリの合計13種類のサイズを用意する。発売から5年後となる2026年度には年間60億円の売り上げを見込む。

 NSKはまた工作機械の主軸(スピンドル)向けの新型円筒ころ軸受けも開発。軸受け内部の案内保持器の形状の改良で、潤滑用オイルの異常昇温を防ぎ、耐久性を上げた。

 新開発のリニアガイドと円筒ころ軸受けは、25日から2月26日に開催されるオンライン自社製品展示会でも出展される。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus