空飛ぶクルマの開発を手掛ける団体「カーティベーター」（東京都港区）は、団体名を「ドリームオン」に改称し、モビリティーとＶＲ（仮想現実）との融合を目指した新たな活動を始めた。空飛ぶクルマの実現性が高くなったのを機に、新たなテーマを設定し活動を続ける。
新たなテーマは「未来へのタイムマシンを作る」。ＶＲ技術を活用し、未来の世界を疑似体験できるテーマパーク「フューチャーライフエクスペリエンス（フレックス）パーク」を作る。具体的には、虎ノ門ヒルズ（東京都港区）にある起業支援拠点「ＣＩＣ Ｔｏｋｙｏ」に７月に開設する。専用のゴーグルを装着して、空飛ぶクルマのデモカーを運転する。空飛ぶクルマでの東京上空の飛行体験や宇宙飛行など、ゴーグルを通じて放映されるコンテンツを５種類用意する。
新たな活動に当たり企業や個人からの協賛金を募る。このうち個人向けは３月３１日までクラウドファンディングサイト「キャンプファイヤー」で集める。