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スマホ料金値下げ合戦、「乗り換え&プラン見直し」で後悔しないための比較一覧 (1/2ページ)

 大手キャリアや格安モバイルが続々と新プランを発表。乗り換えやプランの見直しを検討している人は多いのではないでしょうか。マネーコンサルタントの頼藤太希さんが、自分に合ったプランが選びやすい比較一覧表を作成してくれました――。

 大手3社に続いて楽天、UQモバイルも新プラン発表

 NTTドコモ・au・ソフトバンクの大手キャリア3社が相次いでスマホ料金の新プランを発表。後発の楽天モバイルも新料金を打ち出し、シェア獲得をめぐる激しい争いが繰り広げられています。さらには、格安モバイルのUQモバイルも2月から新プランの提供を始めました。通信費は近年、家計の中でじわじわと存在感を増していますので、「安くなるなら乗り換えたい」という方も多いでしょう。

 そこで今回は、どのタイミングで、どんな観点で乗り換えやプランの見直しを検討すればいいのか、後悔しない「乗り換え&プラン見直し」のポイントを紹介します。

 値下げの背景に菅政権

 スマホ料金の値下げの背景には、2020年9月に誕生した菅政権があります。菅首相は内閣総理大臣となる前から、「携帯電話料金は4割下げる余地がある」などと述べていました。そして就任後、携帯電話料金の値下げを重要政策に掲げ、大手キャリアに求めました。これに大手キャリアが応じる形で、相次いで値下げが行われているのです。

 主なブランドの料金プランを比較したのが、次の表です。

 auとソフトバンクがAhamoに追随

 スマホ料金の値下げ競争に火をつけたのは、NTTドコモが2020年12月に発表した「ahamo(アハモ)」です。スマホ代というと、データ通信や通話のプラン、さまざまなサービスが追加されることで、複雑で高くなるイメージがありますが、ahamoの料金体系は月額2980円(税抜)で20GB+5分かけ放題というワンプライス。そのわかりやすさと安さは、驚きをもって迎えられました。

 破格のサービスが出ると、シェアを一気に奪われかねません。auとソフトバンクも黙っていませんでした。もともとauにはUQモバイル、ソフトバンクにはY!mobileという具合に、「サブブランド」と呼ばれる格安スマホのサービスがありました。これらのサービスを値下げするとともに、ahamoに対抗するサービスを打ち出したのです。

 auの「povo」(ポヴォ)はahamoより安い月額2480円(税抜)で20GB無料というプラン。オプションで5分かけ放題を月500円(税抜)でつければ、ahamoと同じ料金体系となります。

 またソフトバンクの「SoftBank on LINE」も、月額2980円(税抜)で20GB+5分かけ放題というプランはahamoと同じですが、LINEのアプリで使用した容量はカウントされないという点で、差別化を図ろうとしています。

 楽天は1GBまでなら0円

 さらに、「第4のキャリアを目指す」としてサービスをスタートした楽天モバイルも新プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」を発表。データ使用量が1GBまでであれば0円となるほか、

 20GB以上使用しても無制限で2980円(税抜)という価格を打ち出しています。

 これらのプランが安いのは、大手3キャリアの料金と比較すれば一目瞭然です。格安のプランに乗り換えれば、通信費はぐっと安くなります。

 とはいえ、安さだけにつられて安易に飛びついてしまうと、あとで「こんなはずじゃなかった」と後悔することになりかねません。そこで、乗り換え前に考えておきたいことを、大きく3つにまとめて紹介します。

 「乗り換え&プラン見直し」の際に考えておきたい3つのこと

 (1)乗り換えのタイミングはいつにするか

 ahamo・povo・Softbank on LINEの3社のサービスは、いずれも2021年3月にスタートします。すでにahamoは発表2カ月で先行申し込み数が100万件を超えたと発表するなど注目されています。とはいえ、これから他のサービスでより有利な料金プランが出てくる可能性も考えられます。ですから、乗り換えのタイミングは各社の料金プランが出揃う3月以降でいいでしょう。

 また、解約金にも注意が必要です。スマホの定期契約が終わる前に解約したり、他社に乗り換えたりした場合の解約金は、2019年10月に9500円から1000円に大きく引き下げられました。

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