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みずほ銀頭取に加藤常務が昇格 役割変化、王道外からの起用

 みずほ銀行が4年ぶりの頭取交代を決めた。「次世代金融への転換に向けて若返りを進める」(みずほフィナンシャルグループの坂井辰史社長)ために選ばれたのは、国内外の営業でたたき上げた、同行の加藤勝彦常務執行役員だった。銀行トップへの王道とされる企画部門の経験が短い異色の人事で、頭取の役割変化を物語る。

 「歴代頭取の中で、最も内外の現場経験が豊富だ」。加藤氏は記者会見で胸を張った。みずほが大手金融グループで3番手に甘んじている現状を問われると「順位に固執することに意味はない」と言い切り、新型コロナウイルスへの対応や収益拡大に意欲を燃やした。

 営業に強い人材を起用する背景には、グループの構造変化がある。持ち株会社の下に銀行、信託、証券の中核各社を並べ、これらに横串を刺した「カンパニー」を設置。各カンパニー長がグループの戦略を描くようになり、頭取には企画よりも実行の能力が求められるようになった。

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