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ホンダ6年ぶりトップ交代 攻めの姿勢で稼ぐ力強化

 ホンダは三部敏宏次期社長の下で、四輪車事業の収益改善に引き続き取り組む。現社長の八郷隆弘氏は過去の拡大路線が招いた過剰生産体制に決別し、工場閉鎖や開発体制の見直しを断行。「新しい時代に走りだす準備ができた」と語った。三部氏は守りから攻めの姿勢で稼ぐ力を伸ばすことが求められる。

 四輪車事業は、2020年3月期連結決算で1.5%だった営業利益率が、20年10~12月期に4.7%に改善。利益率10%超の二輪車事業が収益を支える構図は変わらないが、四輪事業の立て直しは進んでいる。

 ホンダは昨年9月、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)と北米市場で車台やエンジンの共通化に向けた検討を進めると発表した。かつては自前主義にこだわったが、電気自動車(EV)や自動運転など先進技術の開発競争はめまぐるしい。三部氏は「時間が最上位に来る」と外部との提携に意欲的だ。

 三部氏は、挑戦や独創性といった「ホンダらしさ」への期待を背負いながら、堅実に利益を生み出す体制をつくるという難題に取り組む。

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