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総務省が9人を懲戒処分 谷脇総務審議官ら減給 接待問題で

 菅義偉首相の長男・正剛氏が勤める放送事業会社「東北新社」による接待問題で、総務省は24日、正剛氏との会食が国家公務員倫理規程で禁じている「利害関係者」からの接待に当たると認定し、総務省が処分対象としていた11人のうち谷脇康彦総務審議官(60)ら9人を減給などの懲戒処分にしたと発表した。残り2人は懲戒ではない訓告などとした。

 また、菅首相は総務審議官当時に正剛氏らから7万円超の接待を受けた山田真貴子内閣広報官(60)を厳重注意した。山田氏は給与10分の2の3カ月分に相当する額を一括で自主返納する。

 同日会見した武田良太総務相は「国民の信頼を大きく損なう厳しい状況と受け止めており、深くおわび申し上げます」と陳謝。自身も3カ月分の閣僚給与を自主返納し、倫理監督官の黒田武一郎総務事務次官(61)にも厳重注意を行った。また、原因究明のため、副大臣をトップに第三者も交えた検証委員会を設置し、放送行政がゆがめられた事実の有無などを検証することも明らかにした。再発防止策として幹部への研修の実施や、チェック体制の整備も行う。

 懲戒処分は谷脇氏と吉田真人総務審議官(60)が減給10分の2(3カ月)、秋本芳徳・前情報流通行政局長(59)が減給10分の1(3カ月)、湯本博信前大臣官房審議官(54)など4人を減給10分の1(1カ月)など。一部を自費で支払うなどした2人は訓告とした。

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