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伊藤忠「水素の地産地消」構築へ

 伊藤忠商事は24日、九州北部で水素を地産地消するサプライチェーン(調達・供給網)の構築に乗り出すと発表した。コークスの製造工程で出るガスから水素を抽出し、内航船の燃料などに使う想定で、2023年度の始動を目指す。

 北九州市に工場を持つ日本コークス工業、欧州の海運大手「シーエムビー」と共同で事業化に向けた調査を進める。水素は23年度時点では数百トン規模の製造を見込み、船で使用する場合は軽油と混焼する予定だ。水素の供給拠点を整備するほか、港湾設備を動かす燃料として使うことも視野に入れる。

 伊藤忠はこうした取り組みを他地域でも展開した上で、海外の大型水素生産事業への参画も目指す。

 大手商社は脱炭素化への対応を急いでおり、伊藤忠は次期中期経営計画の骨子に、主に発電用燃料として使う一般炭の権益を全て手放すことを盛り込んだ。

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