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自動運転レベル3で、スマホ操作も可能に 交通事故防止効果も

 自動運転は機能によって5段階のレベルに分かれる。レベル2以下は、システムがドライバーを支援して、車間距離の維持や車線変更などを行う。これに対し、レベル3以上は、ドライバーが運転をシステムにまかせられる点で、意義が大きく異なる。

 レベル3機能搭載車の市場投入に向けて、政府は令和2年をめどに高速道路での自動運転を実現するとの目標を掲げ、制度整備を進めてきた。

 ホンダ「レジェンド」の自動運行装置の作動前の車速は時速30キロ未満で、作動後は50キロ以下で走行する。

 ドライバーは前方から目を離し、スマートフォンやカーナビの操作、動画視聴なども可能だ。高速道路の渋滞時の疲労やストレス軽減への効果が期待できる。

 緊急時は、ドライバーがシステムからの操作要求に応じて自ら運転できるよう準備しておく必要がある。なので、ドライバーは居眠りや飲酒、運転席を離れることはできない。

 システムの要求に応じなかった場合でも、ハザードランプとホーンで周辺車両への注意喚起をしながら、車線変更や減速、停車などを支援するなど安全機能も備えている。

 ただ、今回発表されたレジェンドは、100台の限定生産でリース販売のみという条件が付く。「利用者一人一人に丁寧にアフターサービスを行うためだ」(ホンダの寺谷公良執行職)というが、希望小売価格は1100万円と高額で、一般消費者の手に届きやすい商品とは言い難い。

 それでも、本田技術研究所の杉本洋一エグゼクティブチーフエンジニアは「自動運転はヒューマンエラーを削減できる可能性がある」とし、交通事故の防止効果を訴える。

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