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自動運転に対応 高精度3次元地図を一般道にも拡充へ

 デジタル地図開発のダイナミックマップ基盤(東京都中央区)は7日、自動車の自動運転や先進運転支援システムに必要な高精度3次元地図データについて、令和5年度に、現在の高速道路、自動車専用道路から一般道にも収録範囲を広げると発表した。将来の自動運転対応車の普及を見据え、より多くの車種への採用を目指す。

 現在は国内の高速道路など約3万キロの3次元地図データが完成しているが、5年度には約8万キロに拡張し、ほぼすべての国道を網羅するかたちにする。さらに6年度には都道府県の主要地方道もデータ化を進め、約14万キロまで増やす。

 同社は、平成31年4月にグループ会社化した米デジタル地図開発、アッシャー(ミシガン州)の持つ地図データ生成の自動化技術を活用して低コスト化も図る。また日米で地図データのフォーマット(規格)の統一を図り、3次元地図データの海外展開をも模索する。

 ダイナミックマップ基盤の高精度3次元地図データは、車線や中央線、停止線、路肩、信号機や標識の位置を取り込む。特に信号や標識は高さまで正確に取り込み、「クルマが読む地図」(稲畑社長)に仕上げた。

 例えばカーブの多い場所を走行する際、車載センサーのみだと、減速しきれずに車体の揺れが左右に大きくなることがあるが、3次元地図データを搭載した車だと、あらかじめカーブの場所を認識しているため、カーブの前で確実に減速できるという。

 同社の3次元地図データは、国内では日産自動車に続き、ホンダが今年3月に発表した高級セダン「レジェンド」にも採用されている。

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