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高島屋が17年ぶり赤字転落 21年2月期339億円、時短営業など痛手

 高島屋が12日発表した2021年2月期連結決算の最終損益は339億円の赤字(前期は160億円の黒字)に転落した。

 通期赤字は36億円の最終損失となった04年2月期以来、17年ぶり。新型コロナウイルス感染症流行による店舗の時短営業などで来店客が大幅に減少した。

 売上高に当たる営業収益は前期比25.9%減の6808億円で、本業のもうけを示す営業損益は134億円の赤字だった。

 昨春の緊急事態宣言を受けた臨時休業もあり、入国制限で訪日外国人客向けの売り上げが9割減ったことも痛手となった。外出自粛で主力の衣料品販売が不振だった。

 22年2月期の連結業績見通しは、営業収益が19.3%増の8120億円、最終損益は100億円の黒字に転換するとした。

 高島屋の村田善郎社長は電話会議の記者会見で、コロナ禍前の需要に回復するのに「23年までかかるのではないか」と話した。

 今後3年間の中期経営計画も公表し、24年2月期の連結営業利益は300億円を目指す。人件費などの販売管理費を200億円以上削減するほか、インターネット通信販売の売り上げをコロナ禍前の約2.7倍の500億円へ伸ばす。

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