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日本電産がセルビアに新工場 2000億円投資、EV向けに注力

 日本電産は、車載用モーターやインバーターの新工場をセルビアに建設することを決めた。脱ガソリン車の流れが加速する欧州で今後10年間に約2000億円を投じ、電気自動車(EV)向けモーターのシェア拡大を狙う。セルビアを欧州最大の生産拠点と位置付け、注力する中国と並ぶ規模に成長させる。

 関潤社長は「再生可能エネルギーが安く手に入り、電動化で先頭を走る欧州に追従するのは重要だ」としている。日本電産は現在、EVの駆動用モーターを中国で生産している。2030年に世界シェアを40~45%に高める目標を掲げており、欧州新工場の建設で実現に道筋を付けたい考えだ。

 セルビア工場は22年半ばに完成予定。立ち上げ当初はハイブリッド車用モーターなどを生産し、徐々にEV向けも増やす。敷地面積は約9万6000平方メートル、約1200人を現地で雇用する。

 日本電産は18年にもフランスの自動車大手グループ旧PSA(現ステランティス)とEV向けモーターに関わる合弁会社を設立し、生産に向けた準備を進めている。

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