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南アで燃料電池車を実証へ トヨタとサソール、提携と輸出視野

 南アフリカのエネルギー・総合化学大手サソールは14日、トヨタ自動車と共同で、同国の主要輸送路を使ったグリーン水素の燃料電池車(FCV)のパイロットプロジェクトを展開すると発表した。

 それによると、ダーバンとヨハネスブルクを結ぶ高速道路「N3」などを使って、長距離走行が可能な水素燃料の大型車両の実証実験を計画しているという。トヨタは日本で現在開発中のプロトタイプのトラックが利用可能になり次第、導入する見込み。

 南アで最も多くの量の温室効果ガスを排出しているサソールは2030年までに排出量を17年水準から10%以上削減することを目指している。

 サソールのグロブラー最高経営責任者(CEO)はインタビューで、水素燃料は同社の既存事業とトヨタとの提携、そして輸出を視野に検討されていると説明。計画や排出削減の取り組みは初期段階にあるとした。

 一方、トヨタの南ア子会社のアンドルー・カービーCEOは発表資料で、サソールとトヨタの合弁設立が水素ステーションや水素燃料などの重要インフラへの投資拡大に寄与し得ると指摘した。トヨタは14年に世界で初めて水素を使ったFCV「ミライ」を発売した。(ブルームバーグ Paul Burkhardt、Felix Njini)

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