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セブン&アイの買収「独禁法上、違法」 米当局の一部委員が見解 米コンビニ会社めぐり

 【ワシントン=塩原永久】セブン&アイ・ホールディングスは15日、米コンビニ運営会社スピードウェイの買収を完了したと発表した。買収額は約2兆3千億円。これを受け、米連邦取引委員会(FTC)の2人の委員は「競争面で深刻な懸念があり、独占禁止法に照らして買収は違法だ」とする声明を発表した。

 スローター委員長代理ら民主党系の2委員は、買収で市場競争が停滞し、価格上昇を招くと指摘。買収条件でFTCと合意する前にセブン側が一方的に買収を完了させたと批判し、「調査を続ける」とした。

 これに対し、共和党系の2委員も声明で「委員長代理らの発言は当事者を拘束しない」と指摘し、買収自体は容認する構えだ。通常5人のFTC委員は現在4人しかおらず、両党派の委員間で対立が生じているもようだ。スローター氏らは各州の司法当局と今後の対応を探ると言及。セブン側は買収条件の修正を求められる可能性がある。

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