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空室率、15カ月連続悪化 都心5区のオフィス

 オフィス仲介大手の三鬼商事が10日発表した5月末時点の東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)のオフィス平均空室率は、前月比0・25ポイント悪化し5・90%となった。上昇は15カ月連続で、6年9カ月ぶりの高水準だった。新型コロナウイルス流行による市況悪化に歯止めがかからなくなっている。

 デジタル化の伸展で業績好調なIT企業にオフィス拡張の動きがある一方、在宅勤務の普及などによる縮小や拠点集約に伴う大企業の解約が目立った。三鬼商事の担当者は「今後も上昇が続きそうだ」と話した。

 地区別では全5区で上昇した。4月まで2カ月連続で改善していた渋谷区が0・70ポイント上昇の6・02%と再び悪化した。

 5区の3・3平方メートル当たりの平均賃料は空室率の上昇を受け、0・78%安い2万1249円と10カ月連続で下がった。

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