メーカー

次世代メーターで電圧制御 国内初 中部電が運用開始

 中部電力パワーグリッド(名古屋市)は10日、次世代電力計「スマートメーター」を活用した国内初の電圧集中制御システムの運用を始めたと発表した。配電網内の電圧を柔軟に制御し、外部の発電事業者から太陽光など再生可能エネルギーの供給を受けやすくする。

 これまでは外部からの電力供給が増えると配電網内の電圧が高くなりすぎ、発電事業者が電気を送れないことがあった。その都度、電圧調整器を新たに設置したり設定を手動で変更したりして対応していたが、コストや時間がかかっていた。新システムでは、客先に設置したスマートメーターで電気の流れをリアルタイムで把握し、季節や時刻に応じて適切な電圧を計算。対応する新型電圧調整器を通じて常に最適な電圧に保つ。

 管内の電圧調整器は徐々に新型に交換を進め、2035年ごろをめどに全量を取り換える。担当者は「再エネ導入拡大に向け的確に対応したい」と話している。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus