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ハウステンボス減収増益 中間決算、コロナで営業赤字

 長崎県佐世保市のテーマパーク、ハウステンボス(HTB)は11日、令和3年3月中間連結決算(昨年10月~今年3月)を発表した。売上高は前年同期比27・1%減の77億1100万円、最終利益は同1659・6%増の16億5400万円だった。最終黒字は確保したものの、営業損益は2億5400万円の赤字(前年同期は8億8200万円の赤字)と、新型コロナウイルス感染拡大の影響で入場者数が落ち込み、厳しい経営環境が続いている。

 売上高が100億円を下回るのは、連結決算の公表を始めた平成27年9月期以降、初めて。HTB単体では、売上高が同17・6%減の76億5千万円、最終利益が同48・2%増の6億4400万円。営業損益は2億1800万円の赤字(前年同期は1億6千万円の黒字)に転落した。

 入場者数は同23・2%減の79万9千人で、開園以来初めて訪日外国人客が0人だった。

 昨年10~12月は政府の観光支援事業「Go To トラベル」効果で、直営ホテルの宿泊者数が前年同月を上回る水準で推移した。しかし、昨年末に「Go To」が一時停止し、感染の第3波で緊急事態宣言が発令されると、1、2月は同9割前後減少。年明け以降の落ち込みが響いた。

 令和3年9月期の通期業績予想は新型コロナの影響が不明だとして、未定とした。

 HTBは、季節ごとのイベント強化や新たな施設のオープンなどで新規の年間会員らを増やしていきたい考えだ。坂口克彦社長は記者会見で、「苦しい状態が続くが、ワクチンの普及で10月以降の業績は相当良くなるのではないかと思っている」と挽回に期待した。

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