金融

日本取引所グループが東芝に報告要求へ 「ゆゆしき問題」とCEO

 日本取引所グループ(JPX)の清田瞭最高経営責任者(CEO)は16日の定例記者会見で、東芝が「物言う株主」の議決権行使を妨げようと画策したと外部弁護士の調査報告書で指摘されたことに関し「極めてゆゆしき問題だ」と述べ、東芝に事実関係の報告を求める考えを示した。

 清田氏は「(JPXは)情報開示や説明を求める立場にあり、コンタクトを取っていきたい」と言及。東京株式市場で海外投資家の存在感が高まる中「ガバナンス(企業統治)上の極めて深刻な問題として、日本市場全体への見方を悪くすることを危惧している」と指摘した。

 不正会計問題が発覚した東芝は、東京証券取引所1部から2部に降格したが、JPXの審査を経て1月に1部に復帰した。清田氏はこの審査自体に問題はなかったとの認識を示した上で「市場の運営管理を担っている点では責任を感じている」とも語った。

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