テクノロジー

ホンダとJAXAの共同研究システム、月探査で2030年代に活用へ 酸素など循環供給

 ホンダは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同研究している、月での長期探査で使う酸素や水素、電気の循環型供給システムに関し、実現性の検討を始める。2030年代の月面探査での活用を目指す。

 研究しているのは「循環型再生エネルギーシステム」で、まず太陽光発電で得た電気により水を酸素と水素に分解。酸素は月面や月周回軌道上の拠点で活動する人の呼吸用に、水素は月面を離着陸する輸送機の燃料などに活用する。

 さらに燃料電池車(FCV)の技術を用い、酸素と水素から電気と水をつくり、電気は月面の移動用車両に供給する構想。

 ホンダとJAXAは昨年11月に22年度まで3年間の共同研究協定を締結。今後、温度差が極めて大きく放射線の影響も受ける月面での使用に耐えられるかどうかなどを調べた上で、システムの試作への着手を判断する。ホンダは数年前から小型ロケットの開発も進めている。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus