テクノロジー

梅雨末期の大規模災害、5年連続 「線状降水帯」に警戒

 梅雨が終わりに近づく6月下旬から7月上旬は前線が停滞し、豪雨・長雨による崖崩れや土石流、地滑りの土砂災害、低地の浸水・洪水が起きやすい。3日に静岡県熱海市で大規模な土石流が起き、この時期の豪雨災害は九州北部豪雨(平成29年7月5~6日)から5年連続となった。

 前線が停滞するのはオホーツク海高気圧と太平洋高気圧の勢力が拮抗するためだ。太平洋高気圧が勝ると前線が押し上げられ、梅雨が明けて夏になるが、まだこの時期は南から大量の水蒸気を含んだ暖かい空気が流れ込み、前線付近で雨雲を発達させやすい。同じエリアに非常に激しい雨が降り続く「線状降水帯」が形成される恐れもある。

 また、梅雨の末期は気温が高くなり、空気に含まれる水蒸気の量も増えるため、雨雲が発達する条件を満たしやすい。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus