テクノロジー

AI画像診断、令和14年に43億円市場に

 調査会社の富士経済(東京都中央区)によると、人工知能(AI)による医療画像診断支援はエルピクセルによる令和元年の製品発売を機に市場が立ち上がり、14年には43億円まで拡大すると予測されている。

 背景には、がん検診のX線写真などの画像データを分析する放射線科専門医が大幅に不足している事情がある。日本放射線科専門医会によると、放射線診断専門医と放射線治療専門医は国内に約6800人しかいない。診察時に医師が撮影した画像は、昼間の診察終了後に複数の医師で目視で再確認する「2次読影」を行うが、一度に数十枚の画像を見なければならず、医師の負担になっている。今後、AIによる診断支援の医療現場への貢献の実績によって市場拡大のスピードも変わりそうだ。

 一方、矢野経済研究所によると、HIROTSUバイオサイエンスのサービスなどの受託臨床検査の令和2年度の国内市場規模は前年度比8.9%増の6270億円と推計され、増えた大半は新型コロナウイルス関連という。

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