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野口聡一さん「次は違う宇宙船で」 帰国会見

 国際宇宙ステーション(ISS)での長期滞在を終えて一時帰国した宇宙飛行士の野口聡一さん(56)が9日、都内で会見し「次は違う宇宙船で、再び地球の重力を振り切って外に出ていきたい」と笑顔で語った。

 野口さんは5月まで約半年間滞在。米スペースシャトル、ロシアのソユーズ宇宙船に続く3回目の飛行で、米スペースXが開発した新型宇宙船クルードラゴンの運用初号機「レジリエンス」に搭乗した。

 レジリエンスは、世界が新型コロナウイルスの猛威に苦しむ中、「打たれ強さ」などの意味を込めて野口さんらクルーが命名。滞在中に取り組んだ自身4回目の船外活動は計画変更などのトラブルに見舞われたが、「一番過酷で一番大変な船外活動だったが、困難な状況に自分たちの工夫と地上との連携で乗り切ることができた」と振り返った。

 また、「運用初号機の成功は宇宙観光旅行時代をもたらした」と指摘し、自身の今後については「新しい時代に宇宙飛行経験者として関わっていくのは大いにあり得る」と語った。

 今回の飛行をめぐり、滑走路、陸上、海上の3種類の異なる帰還方法を経験したなどとして2つのギネス世界記録の認定を受けたといい、「有人宇宙船を持たない日本が達成した。オールジャパンの勝利だ」と笑顔を見せた。

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