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GSユアサ、CO2削減達成で地元へ寄付 融資の4行と目標設定

 ジーエス・ユアサコーポレーションは19日、三菱UFJ銀行など4行と二酸化炭素(CO2)排出量の削減目標の達成状況に応じて金利を優遇する「サステナビリティ・リンク・ローン(SLL)」を締結したと発表した。ジーエス・ユアサは、目標達成で優遇された金利分の金額を本社が立地する京都市に寄付する。環境対策と地域貢献を同時に目指す狙い。

 環境目標の達成で金利優遇を受けられる融資は広がっているが、優遇分を自治体に寄付する仕組みは珍しいという。

 SLLは三菱UFJのほか三井住友信託銀行、京都銀行、滋賀銀行が参画。今回の仕組みでは、ジーエス・ユアサが2025年度までに18年度比でCO2排出量の15%削減が目標。25年度目標に向け毎年達成状況が審査され、優遇金利の適用の可否が決まる。

 借入総額は70億円。達成できていれば総額で数百万円程度を京都市に寄付する見込み。市は地域の環境保全などに活用するという。

 ジーエス・ユアサの中川敏幸副社長は「社会貢献する動機付けにつなげたい」と意義を説明。三菱UFJ銀は「SLLの活用など金融を通じて企業の脱炭素の取り組みをサポートしていきたい」とした。

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