金融

欧州中銀が「物価上振れ」を容認 指針変更

 欧州中央銀行(ECB)は22日に開いた理事会で、金融政策の先行きを示す指針「フォワードガイダンス」を変更した。物価上昇率が一時的に2%から上振れても容認するとし、景気回復に向けて大規模緩和を継続する姿勢を強調した。中期的な戦略を8日に公表し、物価目標を柔軟に運用する方針を示したことに対応した。

 新戦略は物価上昇率の目標を「2%弱」から「2%」に改めた。新たな指針は「一時的に目標をやや上回る場合がある」とし、2%が上限ではないと明示した。

 新型コロナウイルス対策用に設けた1兆8500億ユーロ(約240兆円)の資産購入枠を少なくとも2022年3月まで続けるとの指針は維持した。月200億ユーロの量的金融緩和も、従来通り利上げの直前まで続ける。(共同)

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