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エイチ・ツー・オー、万代と業務提携 関西の食品事業を強化

 流通大手のエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングは28日、関西でスーパーマーケットを運営する万代(大阪市)と包括業務提携することで基本合意したと発表した。H2Oは食品事業を「第2の柱」として強化する方針を掲げており、万代との提携によって同事業の展開を加速させる狙いだ。

 万代は関西で156店舗のスーパーを運営し、生鮮食品の品ぞろえに強みがある。H2Oは「イズミヤ」や「阪急オアシス」などのスーパー178店舗を展開しているほか、各店に卸す総菜やパンの製造も手掛けている。28日に記者会見したH2Oの荒木直也社長は「コンビニなど他業態との競争などで危機感を共有した」と提携の理由を説明。商品の共同調達やITシステムの共同開発などで連携し、サービス強化を目指す考えを示した。

 H2Oが同時に発表した令和3年4~6月期連結決算は、最終損益が62億円の黒字(前年同期は61億円の赤字)だった。新型コロナウイルス流行による緊急事態宣言で百貨店事業は苦戦が続いたが、固定資産の売却益が貢献した。売上高は1142億円、経常損益は9億円の赤字だった。

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