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JR西、2期連続の最終赤字に 業績予想を下方修正

 JR西日本は30日、令和4年3月期の連結業績予想を修正し、最終損益を当初予想の30億円の黒字から815億~1165億円の赤字になると発表した。新型コロナウイルスの影響が続き、運輸収入の回復が遅れていることが要因。3年3月期は2332億円の最終赤字となっており、2期連続の赤字となる。

 記者会見した坪根英慈常務執行役員は「コスト削減を積み重ねたが、運輸収入がここまで悪いと、このような予想にならざるを得ない」と述べた。

 JR西の6月の乗客数の水準は、コロナ禍前の令和元年6月と比べ、山陽新幹線が32%、近畿圏の在来線が62%などと低迷している。JR西は当初、8月には運輸収入が回復に転じると予想していたが、坪根氏は「回復の起点は10~11月になる」と後ろにずれるとの見通しを示した。

 また、坪根氏は乗客の回復には、ワクチン接種の進展が不可欠との考えを強調した。

 JR西が30日に発表した3年4~6月期連結決算は、売上高が前年同期比9・4%増の2019億円、最終損益は320億円の赤字だった。

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