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三菱電機、業務用空調でも検査不備 4万台超該当

 三菱電機が、冷熱システム製作所(和歌山市)で平成26~令和3年に製造したビルや工場、店舗など業務用の空調機器の一部で適切な検査を実施せずに出荷していたことが2日分かった。一部の検査装置が断線により正常に稼働していなかったためで、該当製品は4万338台に上る。このうち2430台は法令で検査が義務づけられており、同社が改めて全数を点検する方針だ。

 長崎製作所(長崎県時津町)で生産する鉄道車両向け機器の検査で不正が発覚したことを受け、検査体制を再点検して判明した。三菱電機は空調機器の安全性に問題はないと説明しているが、検査体制の信頼性が改めて問われそうだ。

 検査が不適切だった可能性があるのは、製品に電気漏れがないかどうかを確認する「絶縁抵抗試験」と、高電圧をかけても壊れないかどうかを検証する「耐電圧試験」。平成26年6月~令和3年7月に生産したエアコンや除湿機など578機種が対象。

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