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関西電力の美浜原発3号機、来年10月に運転再開

 関西電力は2日、原発に設置が義務付けられるテロ対策施設の完成時期など、今後の運転計画を発表した。運転開始から40年を超える美浜原発3号機(福井県美浜町)は今年10月に期限切れで停止した後、来年10月に運転再開する予定。同じ40年超原発ですでに期限を迎えた高浜原発1、2号機(同県高浜町)は令和5年6~7月に再稼働する。

 テロ対策施設「特定重大事故等対処施設(特重施設)」は、原発に設置が義務付けられ、期限までに完成しなければ運転を停止する必要がある。40年超原発で工事が完了して特重施設が稼働する時期は、美浜3号機が4年9月▽高浜1号機が5年5月▽高浜2号機が5年6月。

 このため、少なくとも40年超原発の3基は、需給が逼迫(ひっぱく)するとみられる今冬に稼働できないことが明らかになった。

 関電は一時、各原発で1年から2年半程度工事が遅れるとの見通しを示していたが、工事内容の見直しなどを進めたことで最大でも約2年の遅れにまで短縮した。ただ、設置期限に間に合うのは大飯原発4号機(同県おおい町)のみ。各原発は工事が遅れる分だけ稼働停止期間が長くなる。

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