JR東日本仙台支社は19日、車内で足湯につかれる山形新幹線のリゾート列車「とれいゆ つばさ」の運行を来年3月で終えると発表した。福島(福島市)-新庄(山形県新庄市)間で平成26年7月から土日を中心に運行してきたが、車体が老朽化し、修繕用部品の調達も困難となっていた。
仙台支社によると、7年間で約6万5千人が利用。長さ約2・4メートル、奥行き約50センチの湯船2基が改造した1両に設置され、車窓からの風景と足湯を同時に楽しめる。別の車両には湯上がりラウンジの畳敷きや、地酒が楽しめるバーカウンターもある。ラストランの詳しい日程は未定。
担当者は「引退するまでの間、さまざまなイベントを用意している。この機会にぜひ利用してほしい」と話している。