テクノロジー

アプリで食品表示実験 対象9万点、24日から

 消費者庁は、スーパーでの食品購入時に、商品のバーコードにスマートフォンをかざすと原材料名やアレルギー物質が表示されるアプリを利用してもらう実証実験を24日から始める。昨年度の調査結果を踏まえ、文字サイズを調整できる機能などをアプリに追加するほか、対象商品を約9万点に拡大する。

 同庁は食品表示データの管理に関わる事業者へのヒアリングも実施。来年度以降の実用化を目指す。

 アプリは事前に登録した利用者のアレルギー情報を基に、その物質が含まれる商品をスキャンすると赤く表示。さらにアレルギー物質がない類似商品を紹介する仕組み。

 昨年度の実験参加者からは「簡潔に記載してほしい」「健康維持に必要な表示項目を増やして」との意見が上がっていた。

 実証実験は東京都江東区と千葉市にあるスーパー計2店舗で行う。アプリがインストールされたスマホを来店者に渡し、参加してもらう。

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