【Science View】ウイルスが宿主細胞の翻訳装置を乗っ取る仕組み - SankeiBiz(サンケイビズ):自分を磨く経済情報サイト
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≪図 翻訳反応中のリボソームに結合するIRESを捉えたクライオ電子顕微鏡構造≫mRNAのキャップ構造に依存して宿主細胞の翻訳を開始したリボソームに結合したC型肝炎ウイルス(HCV)のIRES(赤)と、合成途中のタンパク質(ペプチド)を結合したペプチジルtRNA(緑)が同時に観察されたことから、IRESは進行中のmRNAの翻訳反応を邪魔することなく、40Sサブユニットに結合しているのが分かる。HCVのゲノムRNAは1本鎖であるが、IRESの領域では分子内の相補的な塩基同士が水素結合し、複雑な立体構造をとる
伊藤拓宏氏
≪図 各同位体の第一2+励起準位の励起エネルギーと原子核の存在限界の予想線≫これまで実験的に観測された原子核の励起エネルギーをそれぞれの棒の高さで図示した。陽子または中性子が魔法数をとるとき、励起エネルギーが高くなる。同時に、現在理論的に予測されている原子核の存在限界(中性子ドリップライン)を青線で図示。78Ni原子核は、二重魔法数を持つ原子核(4He、16O、40Ca、56Ni、132Sn、208Pb)の中で、最も中性子ドリップラインに近い最後の原子核とされる。本研究により、78Niの魔法性を示す直接的証拠が得られた
櫻井博儀氏
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