ソフトバンクが乗り換え割引の上乗せ中止 行政指導受け

2016.4.14 00:40

 ソフトバンクが、他社から携帯電話の契約を乗り換えた人を対象に料金の割引額を上乗せしているキャンペーンを15日に中止する。過度な値引きの是正を求める総務省の行政指導を受けたためだ。

 中止するのは、1日に始めた「のりかえ割パワーアップキャンペーン」。乗り換えた人への割引額は通常1万368円だが、1人で契約すると1万800円、家族で契約すると2万1600円がさらに割り引かれる。これでスマートフォンの最新機種も「実質0円」で購入できた。

 総務省は5日、ソフトバンクとNTTドコモに対し、過剰な値引きをしているとして行政指導していた。

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