2017.1.20 05:00
不動産経済研究所が19日発表した2016年の首都圏(1都3県)のマンション発売戸数は前年比11.6%減の3万5772戸で、バブル崩壊後の1992年(2万6248戸)以来、24年ぶりの低水準となった。減少は3年連続。人件費の高騰で価格が高止まりし、消費者の動きが鈍った。販売会社も発売戸数を絞った。4万戸割れは09年(3万6376戸)以来、7年ぶり。不動産経済研究所の担当者は「中古物件を選ぶ消費者が増えたことも影響した」と話した。
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