問題のマジコンと、最新ソフトが入手できる中華系ダウンロードサイト【拡大】
あるユーザーは「判決を受けた当時、秋葉原では販売店が『在庫がなくなる』とあおり、駆け込み需要が起きた。だが、その後も延々と販売は続き、コアなユーザーの手には行き渡っている」と語る。一方で「かつて最新ゲームのデータ入手先は国内ユーザーがアップロードした『ウィニー』上など、ファイル共有ソフトを通じて手に入れるのが常套手段だったが、今は警察の摘発の危険があるため、中華系サイトに移行した」と明かす。
実際、このユーザーが指摘した中国のサイトにはDSの最新ソフトがズラリ。「漢検DSトレーニング」やら「DSお料理ナビ」など、明らかに中国人向けではないソフトも簡単にダウンロード可能となっていた。
中国在住のITライター、山谷剛史氏は「中国のゲームショップでは本体ばかりで基本的にソフトを売っていない。中国の20代30代は、みんなマジコンを使うのが当たり前だと思っている」と著作権意識の低い中国の実情を指摘する。