ノーベル賞の山中教授と大日本住友製薬の“意外な接点” (1/4ページ)

2012.10.23 11:30

 山中伸弥京都大教授のノーベル医学・生理学賞の受賞を受け、iPS細胞(人工多能性幹細胞)の実用化にむけた研究が活発化する中、大日本住友製薬の動向に注目が集まっている。

 同社は、山中教授がiPS細胞を開発する前の無名時代から共同研究を進め、生活習慣病の創薬研究で実績を残してきた。昨年からはiPS細胞を使った難病治療の共同研究をスタートさせており、「何らかの道筋を示せるはず」(大日本住友製薬)。この自信の裏には両者の“意外な接点”による信頼関係がある。

 iPS細胞は、再生医療の“切り札”として期待を集めるとともに、新薬を作り出す創薬のプロセスに大きな変革をもたらすといわれている。

 iPS細胞から病気状態の細胞を意図的に作り、薬になる可能性がある複数の化合物と反応させれば、治療効果の高い化合物を早めに絞り込むことができ、開発費も抑制できる。

 製薬会社によるiPS細胞の研究が活発化しているのはこのためで、最大手の武田薬品工業やエーザイでは、難病の治療薬の候補となる物質をiPS細胞で絞り込む研究が進行している。

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