手塚治虫さん「火の鳥」愛蔵版 羽ばたく「命」の象徴 (1/3ページ)

2014.1.12 12:47

手塚さんの長編大作「火の鳥」の愛蔵版。4月までに全11巻が刊行される予定(C)手塚プロダクション/小学館クリエイティブ

手塚さんの長編大作「火の鳥」の愛蔵版。4月までに全11巻が刊行される予定(C)手塚プロダクション/小学館クリエイティブ【拡大】

  • 愛蔵版11巻に収録される予定の「太陽編」の下描き原稿(c)手塚プロダクション
  • 森晴路さん

 「漫画の神様」として知られる手塚治虫さんが亡くなって今年で25年。今も根強いファンを持つ手塚さんの代表作「火の鳥」の愛蔵版の刊行が始まった。手塚さんが昭和20年代から亡くなる前年まで描き続けたライフワークともいえる作品を、手塚プロダクションで30年以上作品に携わってきた森晴路資料室長(61)に語ってもらった。(戸谷真美)

 「太陽編」以降も

 「手塚先生が『命』をテーマに描いた作品はほかにもあるが、『火の鳥』は初めてそれを前面に打ち出した作品。永遠の命を得られるという火の鳥の生き血を欲する人間のドラマを描きたかったのだろう」と森さんは言う。

 『火の鳥』は、不死の血を持つ鳥をモチーフに、永遠の命を求める人間の愚かしさと悲しさを描いた全12編の長編大作。

 最初に描かれた「黎明(れいめい)編」は昭和29年から雑誌「漫画少年」に掲載されたが8回目で雑誌が休刊となったため、42年から別の雑誌「COM」で再び連載された。最後の作品となった「太陽編」(昭和61~63年)以降にも構想はあり、手塚さんには最後までこの作品を描き続ける意図があったとされる。

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