理研・笹井氏自殺 遺書は秘書の机に1通、現場に3通…公表は控える

2014.8.5 16:22

会見に臨む理化学研究所の加賀屋悟広報室長=5日午後、東京都千代田区の文部科学省(川口良介撮影)

会見に臨む理化学研究所の加賀屋悟広報室長=5日午後、東京都千代田区の文部科学省(川口良介撮影)【拡大】

  • 理化学研究所の発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹副センター長の自殺で、報道陣に対応する理研の関係者=5日午前11時58分、神戸市中央区
  • STAP細胞の研究を発表した記者会見で握手する(左から)理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの小保方晴子研究ユニットリーダー、笹井芳樹副センター長、共同研究者の若山照彦山梨大教授=1月28日、神戸市中央区
  • 理化学研究所発生・再生科学総合研究センター副センター長の笹井芳樹氏=4月16日、東京都千代田区(小野淳一撮影)
  • 小保方晴子氏(左)とSTAP細胞の研究を発表する理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹副センター長=1月28日、神戸市中央区の理化学研究所
  • 会見に臨む理化学研究所の加賀屋悟広報室長=5日午後、東京都千代田区の文部科学省(川口良介撮影)
  • 会見に臨む理化学研究所の加賀屋悟広報室長=5日午後、東京都千代田区の文部科学省(川口良介撮影)
  • 会見に臨む理化学研究所の加賀屋悟広報室長=5日午後、東京都千代田区の文部科学省(川口良介撮影)

 理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(CDB)の笹井芳樹副センター長(52)が自殺したことを受け、理研の加賀屋悟広報室長が5日午後、文部科学省で記者会見した。

 加賀屋氏は、遺書のようなものは、少なくとも秘書の机の上に1通あったほか、笹井氏が自殺を図った現場に3通あったと聞いていると明らかにした。あて名については、現時点で公表を控えるという。

 CDBでは、「STAP細胞」論文を執筆した理研の小保方晴子氏(30)が、STAP細胞の有無を調べる検証実験に参加している。ただ、加賀屋氏によると、遺体が発見された時間帯には、小保方氏はCDBに到着していなかったという。

 笹井氏の自殺前の状況については、STAP細胞問題で、心身共に疲れていたと明らかにした。笹井氏の自殺を受けて、小保方氏にも精神的ケアをするスタッフを配置したという。

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