名古屋市国際展示場(港区)などで開かれている「ロボカップ2017名古屋世界大会」が27日、サッカーなどでロボットの性能を比べる競技を開始した。参加している約40の国と地域の約400チームがロボットに組み込んだ技術を披露。
日本からも約50チームが出場する。2016年にドイツで開かれた前回大会では、千葉工業大のチームが子供サイズの人型ロボットのサッカーで3位に入るなど、日本勢も健闘している。
競技はサッカーのほか、災害時を想定して救助活動の技量を見る「レスキュー」や、家事の手伝いの能力を競う「ホーム」など計5部門。
1997年に名古屋で1回目の大会が開かれて以来、毎年開催されている。05年に大阪で開かれるなど国内では4回目。