シニア富裕層、欲しいのは“思い出” 「モノ消費」から「コト消費」へ (1/4ページ)

コト消費で第二の人生をエンジョイする梅本富士夫さん=神奈川県葉山町のマリーナ(ブルームバーグ)
コト消費で第二の人生をエンジョイする梅本富士夫さん=神奈川県葉山町のマリーナ(ブルームバーグ)【拡大】

 「家のローンも終わって、子育ても終わって、今楽しむしかないでしょ」。7年前に大手事務機器メーカーを定年退職した梅本富士夫さん(67)は話す。定年後、自分たちへのご褒美として夫婦水入らずのカリブ海クルーズに行ったのを皮切りに、何度も豪華客船の旅を楽しんでいる。

 豪華客船や列車旅行

 天気がよければ、毎週のように趣味のヨットセーリングに仲間と出掛ける。毎年ハワイを訪れ、夏と秋には孫を含む家族総勢13人で国内旅行をする。「欲しい物は特にない。物ではなく、思い出や精神的な楽しみにお金を使いたい」と言う。仕事は食品加工機を製造販売している会社に顧問として週3日ほど勤務するだけだ。

 プールや映画館、カジノにバーといった娯楽満載のクルーズ客船に、絶景の展望室やひのき風呂などを備えた走るホテルのような豪華列車など、さまざまな高級サービスが登場している。ブランドバッグや時計などの「モノ消費」が中心だったラグジュアリー市場は、旅行などの体験やサービスを重要視する「コト消費」に人気が移ってきた。主役は時間とお金に余裕のあるシニア層だ。

 オンライン旅行会社世界最大手のエクスペディアのグレッグ・シュルツ上級副社長は「日本は素晴らしいラグジュアリー市場だ」と説明。従来、中心となってきたモノ消費の発達に「旅行市場はまさに追いつこうとしている」と述べた。

鉄道会社も工夫を競う

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