ミツバチ謎の大量失踪、懸念弱まる (1/2ページ)

養蜂場の巣箱を出入りするミツバチ(ブルームバーグ)
養蜂場の巣箱を出入りするミツバチ(ブルームバーグ)【拡大】

 米国では2016~17年の1年間で、農業において重要な役割を果たすミツバチの個体数が増加している。ハチが大量に失踪する原因不明の現象、蜂群崩壊症候群(CCD)によって姿を消すハチの数も減っている。米農務省(USDA)がこのほど発表した調査結果で明らかになった。

 この調査によると、今年4月1日現在のミツバチの群れの数は前年比3%増の289万だった。1~3月期にCCDで消滅した群れの数は8万4430と、前年より27%減少したという。

 ミツバチの総数の増加は、主に減少分を継続的に補充したことの成果だと、養蜂家の5分の2以上が考えている。米養蜂連盟のティム・メイ副会長は「ダニがいないか調べ、十分な栄養を与え、ハチが影響を受けやすい時期には農薬を散布しないよう農家に伝えている。これ以上何ができるだろうか」と述べた。現在もダニや農薬などがミツバチの群れに損害を与えている。

 環境団体は過去20年で野生のミツバチやオオカバマダラ(大型のチョウ)などの受粉媒介者が90%減少したと警鐘を鳴らす。ネオニコチノイド系農薬が減少の原因である可能性を指摘する声もあるが、同農薬を生産する独バイエルなどの製薬会社は関連性を否定している。

 USDAの調査では、ハチ減少の最大の原因としてミツバチに寄生するミツバチヘギイタダニが挙げられた。1987年に初めて米国で確認されたこのダニは今年4~6月期、飼育されているミツバチの群れの42%で見つかった。昨年同時期には群れの53%で確認されていた。

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