怖い痴漢冤罪、スマホアプリで“潔白”証明 GPS活用で手の位置記録、弁護士対応付き保険も (1/3ページ)

アプリの使い方のイメージ。片手でつり革などを持つことが前提だ
アプリの使い方のイメージ。片手でつり革などを持つことが前提だ【拡大】

  • アプリ「冤罪STOP」のデータ表示。赤い点は画面に触れていた指の状況を示し、スマホの向きや位置情報も分かる=大阪市淀川区
  • 痴漢冤罪防止ナビが指南する主な対処方法

 電車内での痴漢は許されざる犯罪だが、痴漢に間違われたらとの不安は電車を利用する多くの会社員らに共通する悩みだ。最近では、痴漢に疑われて線路に逃走する事案も多発した。痴漢冤罪(えんざい)対策への関心が高まり、手と指の動きを記録して“潔白”の証明を手助けしたり、疑われたときに適切な対応をナビゲートしたりするスマートフォン用アプリが誕生した。開発者は「安心を届けたい」と訴える。(細田裕也)

 0.03秒単位で手と指の位置・動きを記録

 手と指の位置や動きを詳細に記録し、「触っていない」証明を手助けするアプリ「冤罪STOP」。大阪市淀川区のIT企業「ソリュード」が開発した。

 使用方法はアプリを起動し、画面を触ったままスマホを握り、電車に乗る。もう片方の手で、かばんやつり革を持つことが前提だ。

 スマホの衛星利用測位システム(GPS)や、回転・向きを検知する機能を活用。情報は0.03秒単位で記録され、画面に触れていた手の指の状況に加え、微細な振動の有無がアプリの示す波形などで分かる。

 時刻、緯度、経度が記録され、相手が具体的な犯行方法や場所を示して被害を訴えた際にも、波形データや地図との照合ができる。

 同社の渡辺美幸社長は6月に地下鉄の駅で痴漢騒動を目撃。「触られた」「触っていない」などと男女が争った影響で電車が現場で足止めに。自らは女性の立場でも「男性が即座に痴漢との無関係を証明するツールがないのは理不尽」と感じ、開発を本格化させた。

弁護士が監修、不安を払拭するアプリ

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