歩く姿も“シャンシャン”と 上野動物園のパンダ、生後140日

竹を食べる母親のシンシンの傍らに座るシャンシャン=31日、東京・上野動物園(東京動物園協会提供)
竹を食べる母親のシンシンの傍らに座るシャンシャン=31日、東京・上野動物園(東京動物園協会提供)【拡大】

  • 木製台座で遊ぶシャンシャン=31日、東京・上野動物園(東京動物園協会提供)
  • 寝室内で過ごすシャンシャン=31日、東京・上野動物園(東京動物園協会提供)

 上野動物園(東京都台東区)は31日、生後140日を迎えたジャイアントパンダの子ども、シャンシャン(香香、雌)の近況を公表した。歩き方がさらにしっかりしてきており、木製の台座と壁の隙間に入ってつかまり立ちをしたり、かじって遊んだりする姿も見られる。

 30日に実施した身体検査では、体重は10日前の前回より500グラム増えて9.1キロ、体長は3.6センチ伸びて77.8センチだった。まだ母乳で育っているが、母親のシンシンが食べている竹をかむこともある。

 渡部浩文副園長は「今後ますます活発になり、高いところに登ることも考えられるので、注意深く見守りたい」と話している。