石綿労災895事業所を公表 28年度、労災認定1057件

 厚生労働省は20日、アスベスト(石綿)による健康被害で平成28年度に労災認定された人や、特別遺族給付金の対象者となった人が働いていた895事業所の名称や住所を公表した。同省のウェブサイトで閲覧できる。648事業所は新たに公表された。

 石綿に関する28年度の労災認定は1057件。労災の時効5年を超えた場合に石綿救済法に基づき支給される特別遺族給付金の決定件数は13件だった。

 石綿による中皮腫や肺がんは数十年といった長い潜伏期間を経て発症するため、厚労省は働いていた人に注意を促し、周辺住民に健康状態を確認してもらおうと、事業所名を毎年公表している。

 厚労省は21、22日の午前10時~午後5時に電話相談窓口を設置。問い合わせ先は(電)03・3595・3402。期間外でも各都道府県の労働局や労働基準監督署で相談を受け付ける。