幻冬舎サイトに不正アクセス 最大9万3000人の会員情報流出

会員情報流出について発表した幻冬舎のホームページ(スクリーンショット)
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 出版社「幻冬舎」(東京都渋谷区)は15日、同社ホームページで運営するウェブサイト「幻冬舎plus」において、第三者による不正アクセスで会員情報の一部が流出した可能性があることを明らかにした。

 それによると、流出した可能性があるのは、平成25年11月12日から29年8月18日までに会員登録した最大9万3014人のメールアドレスやユーザーID、名前(読み仮名含む)。

 会員登録時に入力したパスワードや生年月日、決済時のクレジットカード情報、プレゼント応募時に入力した住所や電話番号などは流出していないとしている。

 昨年12月27日に会員登録の際に入力したメールアドレスあてにフィッシングメールが届いたとの、会員からの報告を受け、調査した結果、不正アクセスで会員情報の一部が流出した可能性があることが判明した。

 同社が運営する他のウェブサイト、サービス、アンケート、キャンペーンなどは別のシステムで運営しており影響ないという。

 問い合わせ窓口は電話0120・188・267 (平日の午前10時から午後6時)。(産経新聞ウェブ編集チーム)