社会・その他

日本一の仮想通貨取引所社長が解説 “仮想通貨は管理者不在”で絶対に安全か (5/7ページ)

 【加納】新しいものが出てきたときに混乱が起きるのは仕方がないです。1970年代、各国の法定通貨に金の兌換(だかん)性がなくなったときも、「不兌換紙幣に価値があるのか」という議論が起きました。いまの仮想通貨への反応と同じです。でも、みんなが不兌換紙幣を使っているという事実を持って、いまは信用を獲得しています。ビットコインも、徐々にそのように変わっていけばいいなと。

 【田原】いま実際に日本でビットコインを持っている人はどれくらい?

 【加納】100万~200万ユーザーで、まだ少ないです。目標は1000万。人口の10%の人が使うようになると、決済手段としてそれなりに認知されたといえます。5年くらいかけてそこまでいけたら御の字です。

 【田原】ビットフライヤーの従業員や売り上げはどれくらいですか?

 【加納】従業員は約100人。売り上げは非公開です。取引高は公表していて、月間7兆円に達しました。その一部から手数料をいただいていて、それがわが社の売り上げになります。

 【田原】売り上げを増やすにはどうすればいいですか。

 【加納】方向性は2つあります。まずは国際展開。アメリカでライセンスを取れたので、向こうでもサービスを展開します。さらにヨーロッパでもやりたい。日本を含めて3つの地域がつながると、国際送金のビジネスができる。すでにアメリカはサンフランシスコ、ヨーロッパはルクセンブルクにオフィスを開設しています。

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