「第2の地球」探索へ打ち上げ NASA望遠鏡「TESS」

太陽系外で地球に似た惑星を探す宇宙望遠鏡「TESS」の想像図(NASA提供・共同)
太陽系外で地球に似た惑星を探す宇宙望遠鏡「TESS」の想像図(NASA提供・共同)【拡大】

 米航空宇宙局(NASA)は18日、太陽系の外にある地球型惑星を探す新たな宇宙望遠鏡「TESS(テス)」を、米フロリダ州から打ち上げた。適度に温暖で、生命を育む水にあふれた「第2の地球」の発見を目指す。

 米スペースXのファルコン9ロケットでケープカナベラル空軍基地から打ち上げ。観測が始まれば、岩石でできていて大きさが地球に近く、水が液体の状態で存在できる惑星が数百個見つかると期待されている。

 TESSは高性能カメラを4台搭載し、これまで太陽系外の惑星を探すのに使っていたケプラー宇宙望遠鏡に比べて400倍広い範囲を観測できる。太陽から300光年の範囲内にある比較的近い惑星を探す。 

 太陽以外の恒星を回る惑星は、遠く離れていて光を直接出さないため見つけるのが難しい。TESSは恒星の手前を惑星が横切る際にわずかに暗くなる現象を手掛かりにする。惑星の大気をかすめて飛んでくる光も分析し、大気がどのような成分でできているか調べる。(共同)