愛は難しいが「健康はお金で買える」 (1/2ページ)

長生きにはお金がかかる(写真はイメージ、ブルームバーグ)
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 愛をお金で買うことはできないかもしれないが、健康は買えることもある。そして世界の富裕層は、長生きする限りお金が必要だと分かっている。

 ここ数十年、世界中で平均寿命が延びている。経済協力開発機構(OECD)によれば、中国や米国、それに大半の東欧諸国で、出生時の平均余命が70代後半に達した。日本と西欧では80代前半だ。

 リッチな人々の平均寿命は最近20年ほど平均を超えており、UBSファイナンシャル・サービシズの新たな調査によると、裕福な投資家の53%が100歳まで生きたいと答えた。

 100歳まで生きるのは簡単ではないが、かつてほど珍しいことではない。OECDの統計では日本人の平均寿命は女性が87歳、男性が81歳。長生きするための利点が豊かさにあることは多くの研究が示している。

 米国では女性の所得上位1%は最下位1%の人々より10年余り長生きだと、ジャーナル・オブ・ジ・アメリカン・メディカル・アソシエーション誌に掲載された2016年の調査が指摘。男性での寿命格差はほぼ15年だという。

 富裕層は100歳まで生きるためには、お金がかかると知っているようだ。ヘルスケアや良質な食品、運動、その他のサービスにお金を費やせば寿命を延ばし得る。それに、仕事を辞めてからの数十年の生活費も支払い続けなければならない。

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