スペイン首相不信任決議案、きょう採決 最大野党が支持獲得の公算

 スペインのラホイ首相不信任決議案が1日に採決される。関係者によると、スペイン最大の野党、社会労働党はラホイ首相不信任決議案採決に向け、首相に退陣を迫るために必要なだけの支持の獲得に近づいているという。

 別の関係者によると、カタルーニャ自治州の独立を支持する勢力は社会労働党に同調する可能性が高いほか、バスク国民党はカタルーニャ独立派に追随する公算が大きいという。

 ラホイ首相辞任の場合、新たな選挙が実施されるまではラホイ首相率いる国民党の暫定政権が国政運営に当たる。反エスタブリッシュメント政党、ポデモスは既に不信任決議案を支持する側にあるため、バスク国民党とカタルーニャ独立派から支持を取り付ければ、ラホイ首相が辞任しない場合には社会労働党のサンチェス書記長が政権を奪取する票を確保することを意味する。国民党幹部は「不信任決議案採決での敗北を最も可能性の高い結果として考え始めている」と述べた。(ブルームバーグ Esteban Duarte)