伝統の米大統領夫人名前付きランの花

メラニア夫人(ブルームバーグ)
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 トランプ米大統領のメラニア夫人は、良性の腎臓の症状に対する病院での治療が成功し、回復して自宅のホワイトハウスに戻っている。

 古典的なマナーに従うなら退院祝いに花を贈ることが望ましいが、相手がファーストレディーの場合、いくら環境に優しくてもシンプルなブーケではいけない。メラニアという名前が付いたランの花を送ることがお薦めだ。

 「Rlcメラニア・トランプ」は、この世に一つしかない交配種のラン科カトレアだ。米国ラン協会は月次協議会で、このランに誰もが授与されるのを望む賞の一つである「HCC(Highly Commended Certificate)」賞を授与した。

 これは食料品店に売っている花とはわけが違う。誰もが美しい花を選んで「メラニア」と呼ぶことができるわけではない。まず、科学的にオリジナルの交配種であることが必要だ。また、名前は王立園芸協会(RHS)に提出し、RHSの厳しい命名基準を満たさなければならない。

 ランにファーストレディーの名前を付ける伝統は1929年に始まった。一時中断を経て、チャドウィック&サン・オーキッズは80年代のバーバラ・ブッシュ夫人から、米大統領夫人のランを育てるという伝統を復活させた。

 「Rlcメラニア・トランプ」は、歴代のファーストレディーの公式ランが保存されている米国植物庭園に寄付され、恒久的に一般公開されるが、個人への販売はできない。しかし、あなた自身のカトレアを購入することは可能だ。1500ドル(約16万4000円)を支払えば、チャドウィック&サンはランにあなたの名前を付けてくれる。(ブルームバーグ Jason Tesauro)