電動シェアスクーター論争、半年で収束? (1/2ページ)

サンフランシスコで増える電動シェアスクーター(ブルームバーグ)
サンフランシスコで増える電動シェアスクーター(ブルームバーグ)【拡大】

 米サンフラシスコで電動シェアリングスクーターが議論の的となっている。

 3月の聖パトリックの祝日を過ぎたあたりから、ダウンタウンや大通りで電動シェアスクーターの利用が広がっている。事業を展開するのはバード、ライムバイク、スピンの新興企業3社だ。ベンチャー企業各社はこれら3社に2億5500万ドル(約282億円)の資金を投じているが、その大半はここ数カ月に行われた投資だ。

 スクーターの急激な普及は数々の問題を引き起こした。サンフランシスコの市当局にはスクーターにつまずいたことによる転倒、歩行者や乗り手への危険、放置スクーターなどに関し、多数の苦情が寄せられている。当局は違法駐車と見なしたスクーターを撤去する一方、営業停止を求める文書を送付し、許可制への移行を模索する。

 スクーターをめぐる騒動に注目が集まるのは、その数の多さが原因だ。ライムバイクはサンフランシスコに約200台を配置。バードとスピンもそれぞれ「数百台」を配置していると話す。

 これらシェアスクーター3社は、ずうたいが大きくガソリンを大量に消費する自動車から世界を救っていると主張する。スクーターと同じく自動車も「乗り捨て可能」だと主張する人もいる。

 路上にあふれるスクーターの数だけ批判もあるように思われるが、ある朝突然、大量のスクーターが道路や歩道に出現した街はサンフランシスコが初めてではない。

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