小惑星リュウグウは「ひし形」 探査機はやぶさ2が撮影

小惑星探査機「はやぶさ2」が20日に撮影した小惑星「リュウグウ」(JAXA提供)
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 小惑星探査機「はやぶさ2」が撮影した目的地の小惑星「リュウグウ」の写真を宇宙航空研究開発機構(JAXA)が21日、公表した。ひし形で、表面の凹凸も見える。JAXAはコマ形と表現した。リュウグウの詳しい形状が分かったのは初めて。

 搭載カメラで20日、撮影した。地球からの観測では、ほぼ球形と予想されていた。リュウグウには27日ごろに到着する。

 初代はやぶさが探査した小惑星「イトカワ」は、独特の形状からピーナツ形、ラッコ形などと表現され話題を呼んだ。